What made you start?//Last chapter

この世界中、誰からの需要も無い、Roland社VSシリーズで録音していた”闘いの日々”を綴った回顧投稿もいよいよ最終章です(笑)

一年以上費やしてMacのソフトウェアや様々なイクイップメント類、VS本体も使い倒して順調に録音していた1997年になんと8トラックの大当たりから16トラックのモデルVS-1680というのが登場しまして、これまた即買って、トラックは倍になったので、作業方法は変わらないにせよ、それぞれの楽器をバラバラにしかもステレオで録音が出来る様になりました。もちろん容量やバックアップの問題はまだありましたが、節約する方法やミスを回避する方法もわかったので、初期ほどの苦労は無かった気がします。

これがVS-1680実機写真です。下に写るジュラルミン専用ケースで、えっちらおっちら録音へ・・・

この16トラックは最後の方は筐体は同じで18トラックになり、18+ステレオ2トラック+CD-R付き(バウンス用に独立モデル)のモデルまでは当時買って使っていたと思います。上記の画像の様に専用ケースで、事務所に来られないミュージシャンの方のお宅まで伺って録音していたんですが、まさかレコーダーをジュラルミンケースに入れて持って来るとは誰も思わず、ギャラ(お金)が入ってるの?とよく勘違いされたものです(俺ギャングじゃね〜し・笑)

レコーダーの背面です。

この16トラックモデルは一度に8本のモノラルトラックを入力+録音出来て(これは生ドラムを録音する時には便利でした!)、それぞれステレオで別々に4本出力出来るという優れものでした。そりゃプロも使うはずです。

ドラムのセルフレコーディングは至難の技ですね?同時に8本もマイクが立ってるわけですから・・・

次の投稿で書きますけど、このVSシリーズは24トラックのモデルまでは開発されたと思います。そのモデルが今家にあります(後の投稿でお話しします)けど、当時実際に使用したのは18トラックのモデルまででした。この類の物は2010年辺りまでは、プロのスタジオでも見かけた物ですから、いかに優秀なレコーダーだったかわかりますね?

結局この後ってのは、コンピューターでのいわゆる現在主流のDAWに移行していくわけでして?その24トラックのモデルも下の画像の様に、ディスプレイにつないで、視覚的に作業が出来る様になったという事です。そこが今考えるとネックな部分ではあったと思いますけど、この時代においては画期的なモデルでしたし、それが結果にも現れていたと思います。

これはVS-2000というモデルです。後ろのディスプレイには録音したデータがビジュアル表示されています。

この後、録り貯めた曲をどうするか考えた挙句、何を血迷ったか自主レーベルを興し、CDリリースするという暴挙に出ました(笑)それは、おかげさまで自分のものを7枚、企画ものを3枚出して終わりましたが、中々エキサイティングな日々でございました。

1997年後半から2001年辺りまでのお話しでした〜ここまで読んで頂き誠にありがとうございました。

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